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マーダーインク事件ーザ・コミッション

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マーダーインク事件ーザ・コミッション

ルチアーノは各地の大物ボスを集めた会合を開き、「ザ・コミッション」と呼ばれる犯罪組織委員会の設立を提案した。

コミッションをマフィアの最高機関と位置づけ、各自1票ずつの投票権を持ち、縄張りの策定やマフィア間の紛争調停など、重要な決定をコミッション内で行ってはどうかとボス達に語りかけた。

マランツァーノの時代はトップが全てを決定するような、王政に近い体制が敷かれていたが、ルチアーノはその体制を大きく変え、これからはそれぞれが平等の立場でやっていくべきだとした。

さらに、コミッションのルールを破らなければ何を行っても自由として、制限を設けるようなこともしなかった。

ルチアーノの提案は、マランツァーノが敷いた、1人のボスとその配下という旧態依然とした体勢を壊し、マフィア内に近代的で民主的なシステムを敷こうとするものであった。

元々、マランツァーノがマフィアの君主として振る舞っていたことに反感を持っていた者が多く、またルチアーノの提案はだれも損をしないばかりか、それぞれの組織にとって、利益にかなう話であったため、ボス達はこの話しを受け入れ、コミッションが設立されることになった。

そして、ルチアーノはコミッションの会長に就任することになり、実質的な「カポー・ディ・トゥッティ・カピー」の座に登りつめたのであった。

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