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テイラー事件ー疑惑が追求されなかった理由

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テイラー事件ー疑惑が追求されなかった理由

テイラーを殺害する一番の動機を持つ人物はシェルビーであった。しかし、シェルビーが起訴されることはなかった。

なぜ、シェルビーは捜査の主眼におかれず、起訴もされなかったのか?

それは、シェルビーが事件を起訴に持ち込む権限を持つ地方検事のトーマス・ウールワインとつながっていたためであった。

シェルビーとウールワインは昔からの知り合いで、ウールワインは事件前から自分の部下をシェルビーのボディガードにつけるほど懇意にしていたのだ。

さらに、シェルビーはウールワインに賄賂を贈り、起訴を封じ込めていたとも考えられている。

シェルビーにようやく法の手が伸びるのは、ウールワインが死んだ1925年のことであった。後任の検事エイサ・キースはテイラー事件を洗い直し、シェルビーに疑惑の目を向けたのだ。

しかし、シェルビーは事件が起きた日は、俳優仲間やウールワインが付けたボディガードと共に家にいたとするアリバイを主張した。

このときシェルビーが犯行に関与した可能性が疑われるのは、彼女が38口径のリボルバーを所持していたとする事実くらいだった。

だが、この銃はミンターが1920年に自殺を図るために使おうとした銃で、ミンターから取り上げたあとに処分してもらったので事件当時にはもっていなかったとした。

結局、シェルビーを起訴に持ち込むだけの証拠などは見つからなかった。

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